どうもこんばんわ。
FF14のシャキ待ちの間にこれを書いています。いやぁ零式三層シャキらねーことシャキらねーこと。

さて、イスラエルハイテクベンチャーCEO(こういう書き方してるとそれはそれでイスラエルへの風評被害な気がして方々のみなさま若干申し訳ありません感があります) ですが…なんか進展がありました。
彼らの中の人なんじゃないかと睨んでいる大崎勝彦氏ですが、彼の会社であるところのケレム・サイエンス、またはケレム・ソリューションズという会社のサイト、先日、2017/12/11時点ではまだ存在していたことを確認したワケですが、2018/03/07時点で、なんと色々消えていることが発覚しました。

http://www.kerem.co.jp/japanese_index.html

コレね。

職場でニコニコしながら同僚と一緒にwhoisしてみた結果は以下。

Domain Information: [ドメイン情報]
a. [ドメイン名] KEREM.CO.JP
e. [そしきめい] かぶしきかいしゃぱいおにあせきゅりてぃー
f. [組織名] 株式会社パイオニアセキュリティー
g. [Organization] Pioneer Security Co., Ltd.
k. [組織種別] 株式会社
l. [Organization Type] Company
m. [登録担当者] KO17335JP
Contact Information: [担当者情報]
a. [JPNICハンドル] KO17335JP
b. [氏名] 大崎 勝彦
c. [Last, First] Ohsaki, Katsuhiko
d. [電子メイル] kohsaki@ieee.org
f. [組織名] 株式会社パイオニアセキュリティー
g. [Organization] Pioneer Security Co., Ltd.
k. [部署] 滋賀基礎研究所
l. [Division] Shiga Research Lab.
m. [肩書] CTO兼滋賀基礎研究所長
n. [Title] CTO & Director of Shiga Research Lab.
[最終更新] 2012/10/31 13:41:37 (JST)
form@dom.jprs.jp

さて、また新キャラの株式会社パイオニアセキュリティーなるものが出てきたワケですけれども、一体なんでしょうねえこれは。
ググると出てくるのは千葉県銚子の会社。
http://pioneersecurity.jp/

一見関係なさそうに見えたんですが…

あっ(察し


……やめよかこの話。

というわけで本題です。
イスラエルハイテクベンチャーCEOに見る自己矛盾の話。

https://blog.goo.ne.jp/narmuqym/e/344aba0792d6bb1c28f787532870effc

理研の計算科学研究機構は、(1)ポスト「京」の開発主体として、その開発・整備を進めており、2020年頃からの運用開始を目指すとしていた。「京」で得られた研究成果や技術、運用経験を活かしながら、汎用性のある世界最高水準のシステムを、アプリケーションと協調的に開発するという趣旨である。それを、所謂、「京コンピュータの次世代スパコンを開発するFlagship 2020プロジェクト」と呼称し、Post-Kと呼ばれるスパコンの開発が行われている。このPost-Kコンピュータについて、理化学研究所(理研)で開催された「New Horizons of Computational Science with Heterogeneous Many-Core Processors February 27-28, 2018」と題するワークショップでの発表の概要を以下に記す。

まぁ、そもそもとして、2/27-2/28にあった
https://hetero-manycore.riken.jp/symposium2018/program/
の存在を、開催するまで触れなかったというのもなんともこのアンテナの低さを物語っているような気がするけども、それはさておき。

大崎勝彦…おっと、この場では一応関係ないんだったっけか…bushido氏だが、Post-Kの前身であるところの京コンピュータの時は、以下の記事群でこんなことを言っている。

https://blog.goo.ne.jp/narmuqym/e/bd63b898289d54622c44f87dbd883ff6
https://blog.goo.ne.jp/narmuqym/e/25e6b5f0e8aa278dee7e15c52e1146eb
https://blog.goo.ne.jp/narmuqym/e/cf4c5bf200c111871c5fc34e58b4ee2d
https://blog.goo.ne.jp/narmuqym/e/0848c19abd41e0cd31aaf37edabda6e7
https://blog.goo.ne.jp/narmuqym/e/2284554c2d20c4951205b25c88109fbb
https://blog.goo.ne.jp/narmuqym/e/b2bc43f576d7e9baf138f48228a919c4
https://blog.goo.ne.jp/narmuqym/e/0e81634a1ddeb6abe3b8c6abcc910f88

スーパーコンピューターについてその基幹技術を概観し、日本のスーパーコンピュータープロジェクトの問題点を指摘し、スクラップ&ビルドの必要性を強調している。莫大な納税者の金が無駄に投じられ何らの成果の無い「科学技術研究予算」に意義を唱える。今回はその第五章を紹介し、問題となっている日本の次世代スーパーコンピュータープロジェクトの実体を解剖し、そのオリジナリティー無き物真似の現実を抉り出す。IP貧国日本の産業界の実体が透けて見えるだろう。Interconnection Technology は米国CRAY社の3D−torusの物真似であって、MPUに至っては、米国のSUN(サン)のSPARCオープンアーキテクチャーそのものであって、独自のものではない。

そんなわけで、そもそもとして彼は、京コンピュータに対して懐疑的な立場であったワケだ。にも関わらず、手のひらクルックル回して、京とPost-Kを称賛してPEZY叩きに終始しているワケである。
……というか、この記事群、大崎勝彦が書いたようにしか見えんのだが…

ということで、彼の書いたものがいかに意味がないか、いかに彼の主張が手のひらギュルンギュルン回っているかがお判りいただけるだろう。
ファッション感覚でその時その時の時流に合わせて欧米企業の威光を笠に着て人のこと叩くとはいいご身分の老人もいたもんである。