Radeon HD7970をSSH経由でOpenCL叩けるようにするまでの数時間の格闘

Bulldozerのレポートまだ?と各所からおしかりを受けつつも、それでも書いたブログの記事がこれです
でも備忘録って大事だと思うんです。てるみです。

先日、Radeon HD7970を買いまして。喜び勇んでLinuxのドライバを入れたりしたんですけど、なんていうか、なんでか知らんけどSSHOpenCL実行できねーじゃんまじ…という状況になっていたので、いろいろやってたら出来るようになりました、という記録です
さして価値のあるものかどうかはわかりませんが、後々(自分が)困らないために、ここに記載するのです。

ぶっちゃけた話、
http://developer.amd.com/sdks/AMDAPPSDK/assets/App_Note-Running_AMD_APP_Apps_Remotely.pdf
にすべて集約されてるんですけどね

ドライバインストール

http://support.amd.com/us/kbarticles/Pages/catalyst121linuxdriver.aspx
からドライバをさっくりと落してきます。場所はどこでも?
んで、

$ sudo ./amd-driver-installer-8.921-x86.x86_64.run

たのしいドライバインストール おわり

SDKインストール

http://developer.amd.com/sdks/AMDAPPSDK/downloads/Pages/default.aspx
から。これを書いている時点では最新版はv2.6でした。僕の環境では64bitなのでこちらを選択

$ tar xvf AMD-APP-SDK-v2.6-lnx64.tgz

で解凍したのち、

$ sudo ./Install-AMD-APP.sh

でインストール
たのしいSDKインストール おわり

この時点で

$clinfo

OpenCLが動くデバイスが見えるのではあるものの、GPUが見えない。何やら、ローカルのXサーバーに接続しなきゃいけないらしい

せってい!

$ sudo vim /etc/gdm/Init/Default

エディタにこだわりはないので、vimなりemacsなりで編集
末尾のexit 0の直前に

xhost +
chmod uog+rw /dev/ati/card*

を追加。それと、

export DISPLAY=:0

をすると、clinfoでGPUが見えるようになるのでは。
ただこのDISPLAYの編集はログインするたびにしなきゃならないので、面倒だから.bashrcに書いてしまったワタシ。横着ものここに極まる。
さて、リモートで出来るようになったから、早速なんか走らせてみましょうかー