一夜明けて

山田てるみの憂鬱。実は二夜明けているというのがもっと始末が悪い。

自らの勉強不足を痛感している今日この頃のワタクシです。
さて、取り急ぎ開催報告だけを書いてぶっ倒れていたワタクシではありますが、そろそろレポートとかあげたいねとか思いつつ、こうして筆を執っている次第。

つらつらとレポートなど
1.GPGPU この3年でどう変わったか
トップバッターをお願いしたお話。
新しい技術を取り入れることは、苦しみもあるけどアドバンテージもあるよね、って話です。
OpenACCとかマジ軟弱。えーまじPTX読んだことないのーきもーい!ごめんなさい。OpenCLerです。

2.GPU de
いろんな問題解いてみた
山田仕事しろ
7970については、電源を変えてリベンジしてみます。ただ、59xxシリーズでもあんまり変わらないのは果たして…?
あるいは相性とかそういうアレなのか

3.GPGPUと流体計算
流体のはなし。と見せかけてGK104をDISる話。
GK104は触れる環境があるけどまだしっかり触っていないのでアレですが、シート見る限りじゃ結構悲惨なGPGPU性能なのでお察し感が。とりあえずもう少し触りたい。
話に聴き入りすぎていてロクにメモがない。

4.LLVM meets GPU
伝説のお方。
オレオレ言語が作れすぎて夢がひろがりんぐ!!なはなし。ああすてき。
確かにllへのGPGPUバインディングは結構あるものの、結局はカーネルコードをC / OpenCL C langで書くとかいうとても本末転倒感がすごいので、それはなんとかしたい所だった。llvmのおかげで、そこらへんどうにか出来るよ!
意外にちゃんとがんばってるんだな、NVIDIAとか思った発表でした。

5.SASSの読み方
ビギナーとか何それ。いや、素人玄人問わずSASSを書くべきだ。PTX? そんなものは犬にでも食わせると良い
とかそういう感じの、すごくビギナーをぶっちぎった発表。
しかしながら、近年のGPUにありがちなレジスタが不足する問題などを確認する上でSASSを読むことは非常に重要になってくるという話なので、僕もSASS読もうかなとか思いました。

6.NVIDIA GPUのメモリモデルと仲良くなる
CUDA好きだなみんな!
俺のメモリ階層は108式まであるぞ。CUDAにおいてハードルを著しく挙げる一因であるメモリモデルを理解しようという話。
実にスライドが欲しい。本当に。
個人的に、Keplerのキャッシュ / sharedが32 / 32になったのはどういう理由なのか、が知りたい

7.TopCoder/NVIDIA主催CUDAプログラミングコンテスト参加記
HEY! Youマネーが欲しくないか?なら小遣い稼ぎにプログラミングコンテストだ!HAHA!!
TopCoderは僕も前回のAMDチャレンジに出たんですが、あんまりいい結果じゃなかったような記憶が。
NVIDIAAMDGPGPUコンテストというものは最近まったくやってなくて、結構悲しい感じがしています。もっと盛り上がれGPGPU...
そういう意味で、アルゴリズムを追いかける楽しさ、それをGPUに最適化していくプロセスを示してくださったこの発表は、競技プログラミングを盛り上げるきっかけたる発表だったと思います。かっこいー!

8.関西GPGPU勉強会開催報告
本流たる関西の主催によるLT。わざわざこっちまでありがとうございます。次は僕も関西に行きますんで。
日本のGPGPUを盛り上げていきましょう、と非常にかっこいいことをおっしゃっていて、ああ、あんなにも素晴らしい方が射るのならこの業界も安泰だなと山田はひっそりとフェードアウトするのでしたとかそんなん。

9.懇親会
山田が仕事しないおかげで迷った。
懇親会はどこもかしこも盛り上がりまくっていて、山田は隅っこでずっとコーラ飲んでた記憶しかありません
途中からずっと「プログラミング女子を増やすにはどうすればいいか?」というテーマでディスカッションしていたような気が。
別のテーブルではミニ四駆とかクックパッドとかで盛り上がっていたと聴きましたが、あなたたちそれその年代の会話じゃないんじゃないですか!?

10.今後について
今後についてですが、ハンズオンなりハッカソンなり、なにか手を動かすようなことをやりたいなと考えています
実際のところ、こう色々素晴らしいよみたいな話をしていても、それをどう活用するのか?というところを見いだせないことが多々あるので、手を動かしながらそういう所を掴んでもらえたら嬉しいです、みたいな。


ちなみに。
ワタクシの発表スライドが更新されないままアップされていますが、これは
「あれ、これ改善するのとかブログのネタになるんじゃね?」
という目論みによるものです。山田策士!